日本の多文化教育の在り方
―オースト
ア研究と比較してー
横浜市立大学 国際総合科学部 国際総合科学科 人間科学コース 120581
目
序章 1
第 章 多文 社会日 教育課 2
第 節 日 外国人児童生 増加 的展開 2
第 節 日 国籍 得 実情 い 5
第 節 外国 あ 児童生 6
第 章 外国 あ 生 高校進学 11
第 節 奈 県 日 語指 必要 高校生 11
第 節 奈 県立高校 外国 生 入試制度 11
第 節 特 募集枠 い 12
第 章 多文 主義国家 成 立 15
第 節 15
第 節 多文 主義社会 成 立 意味 変遤 16
第 節 的価値表明書 19
第 章 言語教育 策 23
第 節 国家 言語教育 策 23
第 節 言語 関 国家 策 National Policy Languages NPL
23
第 節 言語 関 策 ( Australian Language and
Literacy Policy: ALLP) 25
第 節 言語教育 策 特徴 26
結章 28
1
序章
日 在留外国人 数 2005 200万人 超え 々増加 い 日 在留外国
人 数 2016 6 現在 230万7千388人 遉 い 特 東京 愛知 大阪
奈 4県 全国 多 在留外国人 暮 い 近 在留外国人 増加
合わ 外国 児童生 増加 学校現場 一人 教育
合わ 対応 多 求 い 日 語習得等 言葉 問 家庭環境等 生
活 問 進学や就職 進路 問 様々 困 抱え 学校 多
課 抱え い 日 多文 教育 在 方 い 考え 深 論文 目的
第1章 う 在留外国人増加 伴う外国 児童生 現状 把握
的背 明 外国人 日 国籍 得 体
的手 い 解 文部科学省 行う 日 語指 必要 児童生
入状況等 関 調査( 成 26 度) 活用 現在 外国 児童生 学校
在籍状況 日 語指 必要 児童生 関 体的 状況 い 把握
第2章 奈 県 中心 外国 あ 生 高校進学 一
人 適 教育的支援 い 析 奈 県 中心 入試制度
在 方 い 考察
う 課 い 考察 多文 主義国家 言語教育
策や 国家 あ 方 検討 意義 あ 考え 勿論 社会 成 立
や学区 目標や実践形態等 異 日豪間 純 比較 い
西欧人 植民や世界中 来 移民 入 長い 持
言語教育 策等 紹 日 多文 教育 多文 共生社会
示唆 得 う1
第3章 多文 主義国家 成立 的背 明
的価値表明書 果 役割 い 析 第4章
言語教育 策 言語 関 国家 策 National Policy Languages NPL
言語 関 策 ( Australian Language and Literacy
Policy: ALLP) 多文 主義国家 国家 形成 言語
う 役割 果 捉え 理解 深 日 生
一人 多様 合わ 教育支援 求 い 子 社
会 適 自己実現 図 充実 生活 将来 日 い社会 実
現 論文 研究 通 日 多文 教育 在 方
い 考え 深 目的
1坪谷美欧子 林宏美編著 人 多文 共生 高校 外国 生 鶴見総
2
第
章
多文 社会日
教育課
日 外国 児童生 増加 学校現場 一人 教育
合わ 対応 多 求 い 日 在留外国人 数 2005 200万人 超え
々増加 い 日 や 等 表 う いわゆ
移民国家 い 加え 移民 積極的 入 い 国 い う
課 教育現場 生 い 的背 明 伴 現在 外国
児童生 学校 在籍状況 日 語指 必要 児童生 い 体
的 明 章 目的
第 節 日 外国人児童生 増加 的展開
日 在留外国人 数 2005 200万人 超え 降増加 い 2
現在 2016 6 230万7千388人 遉 3 増加傾向 あ わ
東京 48万3538人 愛知 21万7465人 大阪 21万4537人 奈 18万
6233人 4 4県 全国 特 多 在留外国人 暮 い
や う 移民 成立 国々 異
日 一民族国家 あ 諸外国 民等 移民 積極的 入 い
訳 い 先 述 う 在留外国人 数 々増加傾向 あ
日 い 在留外国人 い 人々 増加 明
1945 8 日 宣言 入 第 世界大戦 敗戦 終え
府 派遣 連合国軍最高司 総司 部(GHQ General
Headquarters) 作成 原案 憲法 国 基盤 社会
制度 備 軍国主義 撤廃 和 民主的 国 目
指
1950 半 約20 間 日 経 急速 展 高度経 成
長 日 人々 暮 便利 近 的 変 時
家族 在 方や 宅 職業 様々 面 暮 大 異
特 女性 男性 性 役割 業 成立 職業や暮 変
時 新 い課 生 出
例え 奈 県 浜市 東部 置 鶴見区 西部 丘陵地 鶴見 流域
2 稲 大学 研究所編 研究 多文 社会 日 提言
出版社 2009 8 31日p11
3 法務省都遈府県 在留資格 在留外国人(総数) 2016 6
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001161643 日 12 30日
3
地 臨海部 埋 立 地 形成 市街地 い 5
大 入 鶴見臨海部 埋 立 始 京浜 業地 形成期 大 9 (1920 )前
潮 地区 朝鮮半島や沖縄出身 労働者 多 う 6
う あ 地域 非常 多 人々 集 要因 ン ンや
団地 在 大 い 近 日 語指 必要 児童生 集 傾向
あ 文部科学省 調査 明 う 生活 場 地域 特色 大
関 い いえ
う 地域 日 背 辿 戦前 戦中 戦 間 い 日
現在 異 国 出稼 行 労働者 多 い 人々 世 世
日系人 外国人労働者 日 戻 1989 開始
日系人 中心 奨励 留学生や 能実習生
人々 主 戦 労働力 足 補う 日 来 人々 あ
人々 1945 日 降伏文書調 日 前 日 移
い 子孫 あ 戦時中 植民地 策 日 来 人々
あ 在日 ン 人々 戦中200万人 い 敗戦 60万人
日 残 府 GHQ 通 在日 ン 人々 必
要 あ 国民 扱 い 指示 いう 当時 外国人
対 日 人 差 的 見方
1970 間 積極的 日系人 外国人労働者 入 外国
人 対 偏見 持 日 人側 入 案 府 祖先 日 人 あ 入
容易 考え あ いう見方 あ 外国人労働者 必要
背 1950 半 1970 高度経 成長期 日 労働力 足
あ 経 的 展 共 大量生産 労働力 必要 い
1951 ン ン 和条約 日 府 立 翌
1952 外国人 録法 制定 法 証明書 録 録 防
指紋押捺 義務 あ 生 育 日 あ 在日 ン
人々 例外 多 あ 在日 ン 男性 指紋押
捺 拒否 逮捕 男性 擁護 声 在日 ン 人々 日
人 高 社会運動
う 戦中 戦 植民地出身者 入 え 中 1975 戦
終結 迎え ン 落 大量 ン 民 生 日
府 定 認 い 当時 大統領 日 福 赳 首相 会
談 行い ン 民 一時的 入 許可 一時的 いえ 入
許可 理 国 社会 民 対 日 冷 い いう 抱
5前掲 人 多文 共生 高校 外国 生 鶴見総合高校 実践 p26
4
い う いう見方 あ
ン 民 入 体制 主 定 進 ン 日 語教育
あ ン 民 人々 日 生活 い う語学面 支援 主
い 大量 人々 入 い 3ヶ
ン 日 語 学ぶ い 組 い 2004 1万2000人
超え ン 民 入 い
3ヶ 日 語学習 日 安心 暮 程度 語学 身
職場や地域 人間関 う い 精 的 健康 損 う人々
出 群馬県 うい 人 入 支援 施設 あ 自
絶 方 い う 言葉 問 精 的 健康 直結 い 言葉
ン 図 大 手段 あ 改 わ 外国 児童生
家族 重要 課 一 あ 言え
戦 世界 1948 世界人 宣言 択 背 あ 第 世界大戦
急増 民 保護等 関 日 世界中 関心 高 い
1951 7 民 地 関 条約 国 連盟 制定 日 1981
民条約 条約 批准 特 日 人 一 待遇 え 内外人
等 原則 日 府 対応 改 先 述 う
1952 録防 指紋押捺制度 在日 ン 世 人々 中心
大 い 制度 1993 うや 廃
日 目 外国人 入 主 出来 1990 出入国
管理法 制定 あ 定 認 い 世 世 定 者
就労 いう あ 法 制定 背 期 経
界 外国人労働者 入 望 声 高 い あ 大々
的 移民 入 積極的 行うわ い い 先 述 日系外国人 日
U ン いう方針 特 1989 ン ン
物価 高騰 生活 営 困 人々 多 い 日 府
日系人 積極的 入
日系 人 生 育 人 あ 日 語 日
文 知 い 関わ 日系人 対 日 語 支援 行わ ン
民 例 見 う 異文 身 置 いう 人間関 形成 困 や
ン 確立 生 重要 部 損 わ や い 述
うい 人々 日 生活 自 現在 残 学校 通う子
中 保護者 意思疎通 困 い 子 い
見 う 植民地出身者や 世 世 戦 国 社会
背 日 高度経 成長 労働力 足等 日 日 在留外国人 約230万
5
第 節 日 国籍 得 実情
日 海外出身者 目的 在留資格 入国 認
い い 原則 一時的 在留資格 得 入国 日
入国 時 希望 い 法的 扱い 数 限
一時滞在者 7
者 一般 特 種類 あ 者 日 人
外国人 外国籍 日 滞在 者 指 一般 通常一時的 在留資格
延長 十 経 申請 滞在期間 制限 い在留資格 あ 特
日 国 和条約 基 日 国籍 脱 等
出入国管理 関 特例法 定 在留資格 特 者 原
則 1945 日 降伏文書調 日 前 日 移 い 子孫
対象 い
い 日 国籍 得 い 述 国 国籍 い者 外国人
国籍 得 希望 意思表示 対 国家 許可 え 国
国籍 え 制度 いう 日 許可 法務大臣 限
い 国籍法第 条
日 国籍 得 いう 国籍 棄 意味 い 国籍
ン 形成 重要 役割 担 い 相応 覚悟 必要 う
日 国籍 得 時間 先 述 一般 比較 格段 少 い あ
国籍法第 条一 記引用参照 引 日 所
あ 一般 在留資格 得 条件 十 いう時間 要 時間
観 日 国籍 得 時間 う 一般 少 い いう
言え 渡辺幸倫 研究 多文 社会日 提言
中 人 ン 関 論
考察 う 述 い
う 条件 差 日 府 対策 必要 外国人
日 国籍 得 日 主 者 奨励 い う え
法務省民 局 ン 国籍 得 日 国籍 得 申請手 い
申請手 概略 う
法務局 相談
申請書 作成 提出
審査 法務大臣決裁 待
間法告示 法務局 人 通知
6
相談 国籍 得 一 程度 審査 一時間 面談 行わ
約 一ヶ 待 多い 8
日 国籍 得 最 限 条件 国籍法第 条9 6 定
い
第 条 法務大臣 条件 備え 外国人 許可
い
一 引 日 所
十 国法 行 能力
素行 善良 あ
四 自己又 生計 一 配偶者 親族 資産又 能 生計 営
国籍 又 日 国籍 得 国籍 失う
日 国憲法 施行 日 い 日 国憲法 又 成立 府 暴
力 破壊 企 主張 又 企 主張 党
団体 結成 加入 い
国籍法第5条 日 国籍 得 必要 最 限 条件 示 い 日
語 能力や日 文 理解 い 目 い い 解釈 余地
あ 実 手 や面談 日 語 行わ 適 行う
可能 日 語 能力 日 文 理解 あ 見 い いう 考
え 日 文 理解 い 日 国籍 得 所条件 い 5
日 い 挙 い 5 日 生活 い
日 文 理解 相応 あ 見 い 考え 10
第 節 外国 あ 児童生
第3節 文部科学省 行 い 日 語指 必要 児童生 入状況等 関
調査( 成 26 度) 結果 基 外国人児童生 等 対 教育支援 関
基礎資料 活用 外国 あ 児童生 在籍状況 い 析
調査 成 2 6 出入国管理 民認定法 改 施行
日系人 含 外国人 滞日 増加 外国人 伴 子供 増加
契機 成3 度 調査 開始 あ 調査 い 日 語指
必要 児童生 日 語 日常会 十 い児童生 日常
8 前掲 研究 多文 社会日 提言 p15
9http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO147.html 日 12 19日
7
会 学 相当 学習言語 足 学習活動 参加 支 生
日 語指 必要 児童生 指 調査 実施時期 い 成 22 度調査
9 1日現在 行 い 前回調査 5 1日現在 改 11
表1 立学校 在籍 い 外国人児童生 数 示 い 成 26
日現在 73,289 人 あ 前回調査 24 度 1,744 人［2.4％］増加 い
12 成16 度 降7万人前 推移 い わ 学校 中学校
在籍 い 児童生 約8～9割 占 い わ
表2 国 私立学校 在籍 外国人児童生 数 校種 対
立学校 在籍 外国人児童生 約 ％ あ 示 い 外国人児童生
立学校 通う わ 高等学校 通う外国人生 8584人
成26 5 1日現在 あ わ
外国人児童生 いう 称 い 補足 明 外国人児童生 い
う 称 文部科学省 使用 い 称 あ 外国籍児童生 日 語
指 必要 児童生 等 様々 称 あ 奈 県教育委員会 外国
あ 児童生 いう 称 使用 外国 あ 児童生 指
支援 手引 記述 あ 紹
外国籍児童生 外国 あ 児童生 日 国
籍 あ 日 語 指 必要 い 子 や 外国籍 あ 日
生 育 い 子 児童生 異 外国 わ
方 様々 指 や支援 必要 い 伝え
11文部科学省 日 語指 必要 児童生 入状況等 関 調査( 成 26 度)
結果 い p1 日 2016 12 24日
8
表 立高校 在籍 い 外国人児童生 数
出 文部科学省 外国人児童生 等 対 教育支援 関 基礎資料 P
表 国 私立学校 在籍 外国人児童生 数
出 文部科学省 外国人児童生 等 対 教育支援 関 基礎資料 P
表 立学校 在籍 外国人児童生 4割 日 語指 必要 い
示 い 数 増加傾向 あ わ 日 国籍 日
語指 必要 児童生 近 急増 い わ 図 あ い
補足 い 日 国籍 得 い 関わ 日 語指 必要 児童生 いう
主 保護者 都合等 長期 わ 海外 滞在 い 国子女や 日 人 外
国人 間 生 日 国籍 持 子 挙
いう 称 い 補足 明 混血 half blood
人 13 いう意味 あ 英語 half 半 2 一 いう意味 あ
抱 差 的用語 あ いう見方
あ 解消 誤解 い 称 混血 人
ぶ場合 あ 非常 曖昧 論 あ い
あ 間遊 い あ 区 い
表3 調査 各学校 教職員 児童生 日 語指 必要 う 調査
9
あ 共通 日 語能力 図 試験等 実施 わ い
日 語 日常会 い子 あ 程度 書 計算 う
子 う 日 語指 必要 扱わ い 考え
表 外国 児童生 増加
出 文部科学省 外国人児童生 等 対 教育支援 関 基礎資料 P
表 日 語指 必要 児童生 多様 集 散在 傾向
わ 日 語指 必要 児童生 多様 い いう2 図
側 外国籍児童生 母語 多い 語 中国語 語
ン語 語 英語 い 一方 側 日 国籍児童生 比較的使
用頻度 高い言語 多い 語 日 語 中国語 英語 語
ン語 韓国 朝鮮語 い
日 国籍児童生 比較的使用頻度 高い言語 日 語 挙 い 理
国児童生 日 国籍 含 重国籍 場合や 保護者 国 結婚
家庭内言語 日 語 外 場合 考え 14 外国 児童生 実態
確 把握 要因 多様性 非常 困 あ 程度 日 語 能力
あ 日 語指 必要 い いう線引 曖昧 各学校 教員 恣意
的 断 基 あ 明確 述 外国籍 日 国籍 日
14 前掲 文部科学省 日 語指 必要 児童生 入状況等 関 調査( 成 26
10
語指 必要 児童生 在 支援内容 多様 極 い いう
あ
う 外国 児童生 母語や使用言語 わ う 多様
適 支援 否 直結 生活 場 一定 場所 集
集 学校 外国 児童生 少数 等 支援 い
い 課 生 散在 傾向 あ わ
表 外国 児童生 多様 集 散在
11
第
章
外国
あ
生
高校進学
第2章 奈 県 高校入試制度 主 奈 県 外国
あ 生 高校進学 い 述 い 章 奈 県 理
あ 一 目 奈 県 全国 最 日 語指 必要 高校生 多い いう
学校制度や教育的支援内容 調査 意義 あ 考え あ
目 筆者 奈 県立高校 英語教員 奈 県 暮 高校生
現状 い 知 必須 あ 考え あ
奈 県 日 語指 必要 高校生 い 細 調査 奈 県 中心
外国 生 入試制度 析 踏 え 進路指
や保護者 ン 留意 い 述 い
第 節 奈 県 日 語指 必要 高校生
冒頭 在留外国人 都遈府県 人数 い 述 日 語指 必
要 高校生 い 述 い 奈 県立高校 通う生 成28 5 1日現
在 全日制118,898人 定時制5,579人 あ 15 奈 県立高校 通う生 総数
124,477人 あ
成26 5 1日現在 日 語指 必要 外国籍 高校生 奈 県405人 東京
都366人 大阪府258人 重県222人 愛知県211人 埼玉県148人16 い
日 語指 必要 高校生 奈 県 最 多い わ
成26 5 1日現在 日 語指 必要 日 国籍 高校生 東京都96
奈 県57 大阪府56 埼玉県26 千葉県23 い
第 節 奈 県立高校 外国 生 入試制度
多 外国 高校生 い 奈 県 1996 度入試 在県枠
在県外国人等特 募集 開始 通常5科目 験 外国語 英語 国語
数学 3教科 験 面接 遥抜 行う入試制度 あ 験資格 民 含 外国
籍 者 日 国籍 得 3 内 者 あ 入国 在留期間 3 内
者 日 滞在 場合 含 3 いう期間 鶴見総合高校
入試担当 先生 験者 提出 旅行や 省等 一時的
国 日数 計算 いう
2012 度入学 県内 全日制9校 定時制1校 10校( 浜市立1校 含 ) 合
15 奈 県教育委員会 学校 県立高等学校(全日制) 生 数 学級数(学校
一覧)http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/835529.pdf 日 2016 12 24日
16前掲 人 多文 共生 高校―外国 生 鶴見総合高校 実践― p24
12
計109 定員 設 い 17 2012 度 在県枠全体 倍率 1.16倍 あ 2012
度入学 県全体 期遥抜 均競 率1.40倍 比較 高い数 あ いえ 18
地域的 偏 あ 通学 諦 生 い 県央部 集中 高校 あ
特 外国 あ 生 多い臨海部 う 適 支援
い生 い う 課 等 関 あ 述
海外 国生 特 募集 国枠 い 述 験資格 原則
保護者 勤務等 関 2 外国 在 3 内 国 人 あ
海外 生 子 や 者 在留資格 子 保護者 一緒 来日
国枠 当 場合 あ 試験 3科目 問 一般 験 様
い 付 試験問 希望 場合 前 申請 必要 あ 19
最 一般募集 特 験方法 い 述 験方法 原則 日
来 6 内 験生 対象 試験問 付 試験 時間延長(1.5倍)
ウ 面接時 ゆ わ や い言葉 質問等 措置 申請 いう あ
20
第 節 特 募集枠 い
富山(2001) 特 入学枠 運用方式 校方式 全校方式 類 い
21 前者 県内全域 あ 高校 中 外国人 生 入 高校 い
一定数 生 入学 方式 あ 者 県内全域 あ 全 高
校 数 生 入学 方式 あ 22
う 特 入学枠 運用方式 方針 地域差 あ 運用
あ 校方式 関 入学 生 対 教育
対応 面 安 少 い いう 持 い 学校数 少 ( 中略)
( 特 入学枠 ) 枠 外 置 い 生 多 ( 括弧内 引用者) いう
持 い 23
全校方式 関 全 高校 外国籍生 入 前提
入 態勢 え 算措置 人的 配備 前 行 責任 準備
や 校方式 比 遥 多数 生 入 枠 確保
17前掲 人 多文 共生 高校―外国 生 鶴見総合高校 実践― p24
18 前
19 益 団法人 わ国 交流 団 あ あ ン 外国 生 高
校進学 ～困 10 ン 2014 3 行p17
20 前
21 富山和 高校進学 入試 あ 方 奈 県教育文 研究所外国籍生 学習 進路
調査研 2001
22細 哉 外国人生 高校進学 関 教育課 ―特 入学枠 着目 ― 2011
p4
13
いう 持 い 校方式 比 場合 内容 希薄 可能
性 あ い 特 入学枠 利用 資格 各自治体 い い
いう あ 24
全校方式 用 場合 全 高校 特 入学枠 配 多様 学科 入
学 ャン 広 一方 校方式 用 場合 特 入学枠 配
い い高校 験 学科試験 合格 い 高校入試
考え 25
制度 認知度 い 課 あ 制度 備 外国人生 制度
知 意味 い う 制度自体 い 程度知 い 理
解 い いう い 明 い 必要 あ 26 進路指 行
う教員 うい 制度 い 理解 い27 外国人保護者
自 経験 い い日 学校教育制度や高校入試制度 理解 非常
い あ 高校入試 関 用語 日常会 使わ い 多い
日 語 外国人保護者 理解 い う28 う 十 配
慮 進路指 求
例え 段通訳 面談 い 場合 進路 関わ 重要
合う場 通訳者 席 保護者 意志疎通 図 進 重要 あ
わ い 肯定的 返答 人 外国人保護者 多い 考え 29
自 外国語 会 中 あ 聞 返 過 相手 気
い いう心理 あ う 些細 あ 理
解 い内容 会 進 い 大 子
進路 い 重要 柄 わ い内容 あ 大 安 感 間遊い
い うい 心理 寄 添い 子 進学 通訳 席
効 あ いえ
高校入試 い 進路面談 成績や 段 学校 様子 い
保護者面談 直接的 表現 憚 多い 日 語 母語
い外国人保護者 婉曲 表現や 重否定 う 曖昧 表現 誤解
日 文 良い 述 あ や い 出 いう
ン 一般的 第一 刀直入 伝え 文 あ 生 や保護者 気持 配
24前掲 外国人生 高校進学 関 教育課 ―特 入学枠 着目 ― p4
25 前p7 26 前
27 益 団法人 わ国 交流 団 あ あ ン 外国 生 高
校進学 ～困 10 ン 2014 3 行p16
14
慮 日常会 使う言葉 明確 伝え 重要 30 う
保護者面談 積 重 生 進路 大 関 い 十 配慮 適 方法
外国 あ 児童生 適 自己実現 図 最
重要 あ 教員や通訳 地域 関 者 精 的 配慮
術や経験 身 付 い 必要 あ い 必
要 可 あ
30 前掲 あ あ ン 外国 生 高校進学 ～困
15
第
章
多文 主義国家
成 立
1970 豪主義 人
至 主義 い 1980 降 人 対象 言
語教育 多文 教育 行う 力 入 31 人 いう
全 人 う 海外 生 人 27.7% 推定 い 32 数
々 昇傾向 あ 前 0.4% 昇 い 非英語母語 者
児童 生 増加 あ いう 推測
人 先 民 い 人 全体 約1.5% 占 い
い
先 民 含 非英語母語 者 全体 約30 % 占
い いう いえ 33 豪主義 あ 多文 主義国家 遈 遥択 背
う 非英語母語 者 増加 伴う 教育 問 浮
戦 国 社会 い 多文 共生 いう概念 広 豪主
義 あ 得 い情勢 作 出 考え 第 章 多文 主義国
家 成立 的背 明 的価値表明書 意
義 い 考え 深
第 節 始
一大陸 占 世界唯一 国家 あ 地球 陸地面積 約5％ 占
人 約2,391万人 外務省 2015 10 豪 統計局
いう世界的 見 人 密度 極 い国 あ う 過少人 近 国
家建設 あ 多 問 生 交通 通信網 労働 い国内市場 割安 土地
輸出向 農産物生産 依 問
先 民 約6万 前 暮 い
言わ い いう 称 原 民 先 民 土着民 意味 あ
現在 差 的 意味合い 強 や 人々 ぶ
多い 河時 東 移 狩猟 集 生活 営
現在 人 40万人 いわ 国民総人 約
1.5% 占 い 34 最初 大陸 接触 人 人
1520 大陸東部 検 当時 珍重 香辛料 求
31青木麻衣子著 言語教育 策 多文 主義 多様性 統一
性 揺 共 東信堂 2008 12 25日p4
32 1.1 Australia's population born overseas(a)(b) 論文p19 33 27.7％ 先 民族約1.5% 四捨 入 約30％
34石出法 石出 著 わ ン 2009
16
大航海時 価値あ 産物 見出
注目 浴 いう
1606 ン人 間 海峡 現
海峡 航海 ン 検家 島 見 大陸
西 海岸線 地図 起 1770 ャ ン 東海岸 陸
領 宣言 18世紀 中心 人
植民地時 突入 現在 展 大都市 多 東海岸 植民地 始
立戦 流刑地 失 替わ 新
い流刑植民地 求
羊毛産業 19世紀半 植民 進 多
人 渡豪 当時 様子 体験 や博物館
各大都市 多 残 現在 植民 触 う
い 中 特 ン近郊 ソ ン sovereign hill
施設全体 当時 並 実 流 い 金 体験
現在 人々 時 基 築
重要 あ いう わ
第 節 多文 主義社会 成 立 意味 変遤
1970 豪主義 人
至 主義 い 豪主義 White Australian Policy 訳 あ 1901
国是 移民制限法 成立
移民制限法 来 国 法 常識 あ 当 国間 交
一方的 国内法 定 あ 移民制限法 長期入国希望者 試験
恣意的 遥ぶ あ 言語 書 試験
実 中国人 対 語 試験 何 告 行わ いう 結果
海外生 人 占 非 人人 割合 激減 35
居 い 色人種 強制 還 行わ 但 国 問
避 植民地や半 立国出身者 対象 過去 内 入
国 中国移民 追 追加 追 案 洋
諸島民 移 出生地 世 わ 国外追 処 対象 措
置 中国人 洋諸島民 激減 36
国民 質性 高 積極策 国 移民奨励 策 進
国 移 人々 支援金 算増 わ
35 大路弘信 大路 合子 世界現 36 現 1994 9 1日山
出版pp126 127
17
う 移民 数 伸 結果的 人 稀薄問 問
労働力 足等 社会 経 問 37
色人種 優越 いう人種差 概念 覆 出来 一 1904 1905
起 日露戦 あ 世界 視 戦 人 黄
色人種 対 人 色人種 いう解釈 あ
主国 あ 時 日 盟 結 い 豪主義
要因 あ 考え う 国内 人 稀薄問 国外
あ 国 社会 常識 変 人至 主義 いう考え 徐々
改 言え う
多文 主義国家 国民 共 言語 対 基
的態度 姿勢 人 者 言語や文 や価値 認
用語 英語 認 奨励 結果 的
価値 Australian Values いう言葉 好 使用 う 一般的
多文 主義 定義 い 確認
多文 主義 一 国 社会 複数 民族 人種 在 異
文 共 積極的 認 う 立場 あ 38 ウ
論 各民族 文 自性 尊重 民族間 等 調 唱え
あ 多文 主義社会 多文 主義 目指 地域 国 社会 文 相対
主義 前提 あ 文 相対主義 各文 個々 自然 社会環境 適応
通 形成 自身 価値 い 互い 文 優劣や
善 関 い いう考え方 あ
文 相対主義 相 概念 自民族中心主義 あ 39 文 相対主義
場面 各文 一 主張 異人種間
差異 強調 一国家 共 困 あ う あ 文
相対主義 いう概念 自民族中心主義 いう概念 対照的 あ 言い い い
う見方 あ
一 国家 中 多様 文 持 民族 在 い 認 言語 始
異文 尊重 多様性 尊重 国家 中 国民 いう共通認識 育
統一性 維持 求 い あ うい
異文 理解 い 生 問 人 行
来 自 現 国や地域 人 共通 言え 40
述 日 社会 例外 い 言え
37前掲 世界現 36 現 pp126 127
38 広辞苑
39 電子辞書 科 使用
40前掲 言語教育 策―多文 主義 多様性 統一性 揺
18
現在 多文 社会 細 見 日
22倍 国土 6 2直轄区 構成 い 直轄区 各 1901 連
邦 府 前 立 植民地 あ 現在 各 府 2
直轄区 自 教育 策 学校制度 い
人 23,699,466人 2014.12.1現在 前 2012 6 30日
行わ 調査 0.4％増加 い 1.1 外国 生
人人 表 人 27.7％ 外国 生 推
定 1.2 外国 生 人 国 生 2003 2008
2013 わ 調査 変遤 表 あ
1.1Australia's population born overseas(a)(b)
19
第 節 的価値表明書
多様 国や地域 人々 国家 属 い いう認識 持
目的 行 策 一 的価値表明書 Australian
Values Statement あ 表明書 暫定 申請 希望 18
成人 申請 必 明 署 義務
い 豪主義時 試験管 恣意的 断 あ 語
試験 等 比較 多文 共生社会構築 配慮 わ 配慮
一 的価値表明書 各国語版 翻訳 暫定 申
請者 暮 Life in Australia 最初 掲載 理
解 周知 図 い あ 41
18 いう 齢設定 い 日 異 16
参 得 2010 降 18 煙 飲酒 法的 認 い あ
18 成人 い 21 日 成人式 う 盛
大 う習慣 あ 1960 21 成人 齢 齢
う習慣 残 い う
暮 Life in Australia 11 冊子 い
移 人 暫定 申請 希望 18 成人
多文 主義 解釈 的価値 理解
目的 作 い
資料1 背 情報 的価値 内容 目 体的 書 い 内
容 基 的人 尊重 実現 基 的 柄 あ 個々
い い 冊子 各 目 い 明 掲載 大解釈
や誤解 い う い
資料2 多 国 認 い 基 的人 寄 添い
いう国 的特色 言 先 民 時 植民 時 民主主義国家
現在 触 い 多様性 あ 方
い 人 理解 う 簡潔 う 幅広い 的 実 言
冊子作成 目的 沿う視 配慮
資料3 述 的価値表明書 あ 18
成人 理解 う配慮 言葉遥 最 限 内容 あ わ
用語 英語 言 い 注目 い 解釈や誤解
い う い
41 藤博志編著 教育改革 学ぶ―学校変革 ン 方法 実 ― 2007
20
参考資料
資料
的価値表明書 Australian Values Statement
背 情報
書 者 一時滞在者 暮 申請
方々 対象 概略 暮 方 私 共
価値 い 対象 申請 18 申請者
価値 尊重 法 う 示 価値表明書
Australian Values Statement 署 必要 あ
価値 記 挙
• 個人 価値 等 尊厳 自 尊重
• 言論 自
• 信教 自 教
• 結社 自
• 議会民主主義 法 支配 支持
• 法 等
• 男女 等
• 機会均等
• 和的 あ
• 寛容 相互尊重 困 い 人 思いや 等主義 精
価値 人 異 表現 言い表 意味 変わ
固 あ 幅広 地域 認
社会 文 裏打 い
出 暮 ― 価値 原則―
Australian Government Department of Immigration and Border Protection
作成 移民 市民 省
21
参考資料
資料
価値 原則
価値や原則 多 国 あ 程度共通 世界中 何
万人 人々 移 中 自 環境 適応 形作
現 人 表現 方 遊う 価値
や原則 意味
最初 人 人々 海峡諸島民 彼
文 伝統 世界 最 い伝統文 一 最初 移民
ン 出身 ン 伝統 文
治的伝統 大 的影響 移民 波
大陸 人々 到着 移民 全
暮 方 自 献 い
共通 価値や原則 表明 全 人 信念 持 全 人
目的 い わ あ 新 い居 者 安定 い 時 活力
満 多様 あ 結束 社会 築い い 必要 基 的 価値 理解
多 自 あ 自 行使 規 あ 自 安
全 社会 維持 民主的 遥出 府 制定 法 全
人 う いう 前提条件 い
出 暮 ― 価値 原則―
Australian Government Department of Immigration and Border Protection
作成 移民 市民 省
22
参考資料
資料 価値表明書
私 社会 価値 い 府 提供 情報
あ い 明 認
私 理解 い
• 社会 個人 自 尊厳 尊重 信教 自 法 支配原則 堅持
議会制民主主義 男女 等 相互尊重 寛容 態度 困 い 人 思いや
益 追求 大 等主義 精 重視
• 社会 個人 人種 教 民族的背 わ 個人 機会 等
重視
• 英語 用語 社会 結束 重要 要素
私 滞在中 社会 価値 尊重
法 う 約束
私 市民 得 求 場合 理解
市民 共 ン あ 多様性 尊重 全
人 結 共通
市民 利 付随 責任 伴い 市
民 責任 法 う 含 遥挙 投票や陪審
員 務 含
私 市民 得 法的資格 満 私 申請 認 場合 私
国民 忠誠 誓わ い 理解 い
申請 含 18 者 全員 府
社会 価値 い 提供 情報 明 記表明書 意
私 伝え
出 暮 ― 価値 原則―
Australian Government Department of Immigration and Border Protection
作成 移民 市民 省
23
第
章
言語教育 策
第 節 国家 言語教育 策
豪主義 多文 主義 移行 大 言語教育
策 施行 い 一 目 1987 言語 関 国家 策 National Policy
Languages NPL あ 最初 国家言語 策 あ
言語的 文 的多様性 認 尊重 時 英語 国 国語 the
national language 用語 the official language あ 確認
近隣 諸国 治的 経 的関 強 言語 学習 必要性
示 い ン 教育 重視 視 人
第 外国語 学習 必要性 あ い う 策内容 NPL 総合
的 言語 策 捉え 42
目 1991 言語 言語 関
策 Australian’s Language : Australian Language and Literacy Policy : ALLP
あ ALLP 当時 経 振 背 国 経 展 献 言語 策
関連付 言語教育 国 経 活動 一部 重視 あ 43 英語
特定 英語 外 言語 LOTE Language Other Than English 近隣諸国 言
語 日 語や ン 語 教育 重視 う
書 能力 日 いう 書 計算 能力
あ 44 1948 日 初 行わ 大規模 書 能力 調査 行わ
社会生活 営 う 必要 最 限度 書 能
力 い 45 英語 英語 書 計算 能力 あ
1991 ALLP 英語 特定 LOTE 教授 強調 学校教育
通 生 言語 学習 必要 あ 主張
策 学校教育 十 対応 い 生 中心 エ
や言語専門学校 school for language 規 学校教育 外 教育
進 始
第 節 言語 関 国家 策 National Policy Languages NPL
1970 豪主義
人至 主義 い 1980 降 人 対象
言語教育 多文 教育 行う 力 入 う 情勢 中 1987
42 前掲 言語教育 策―多文 主義 多様性 統一性 揺
共
24
最初 国家言語 策 あ 言語 関 国家 策 National Policy on
Language 通称NPL 制定 わ 国家 言語教育 策 必要 着目
第 世界大戦 数十 経過 1987 NPL 制定 背 大戦 降 大
量移民 入計 大 関 い 国防 経 展 人 労働力 足
人 間2%増加 目標 掲 う 1% 移民 補う方針 固 46
う 大量 移民 や 中 大 問 一 言葉 問 あ 第一章 日
在留外国人増加 的背 い 述 来日 外国人 大 壁
言葉 問 あ 移民 子 学校 英語 使用
強制 家庭 親 英語 奨励 異言語
異文 持 移民 人々 対 言語教育 必要性 高 う 移民
移民 子 遉 対 言語教育 必要 関心 高揚 挙 47
主国 あ 治的経 的 立 試
諸国 対 関心 高 挙 移民や 子 遉 言語教育 関心
高 諸国 言語 関心 時 高 あ 加え
1973 共 体 EC 加盟 傾向 一層強
治的経 的 立 果 い 48
学校 外国語学習 衰 対 機意識 高揚 挙 移民や
移民 子 遉 対 母語教育や 言語 教授 学習 必要性 主張 記
う 動向 関わ 学校 大学 外国語学習 衰 一途 い 言
語学習者数 減少 理 大学 入学 要件 必修科目
外国語 遥択科目 入 言語 周辺科目
置付 言語 対 関心 高 伝統的 外国
語学習 対 興味 減少 挙 い 49
NPL National Policy on Language 前文 あ 50
言語 最 明確 人間的 ン 形態 あ
言語 個々 一個人 ン 根源 あ
46前掲 言語教育 策―多文 主義 多様性 統一性 揺
共 p35
47 前 48 前p36 49 前p37
50作成者 Lo Bianco, J. 文書 ”National Policy on Language” 1987
出 http://www.multiculturalaustralia.edu.au/doc/lobianco_2.pdf ( 日:2016
25
言語 集団や文 的 ン 根源 あ
言語 国民 ン 根源 あ
言語 文 的 芸術的 経 的 知的 力 成果 あ 人間 あ 方法
明 言語 人間 ン 根源 あ 筆者訳
う 第 世界大戦 大量移民計 影響 1960 移民
母語や文 尊重 求 声 高 や 治的 経 的 状況
言語や文 多様性 認 NPL 制定 考え 記 前文引用 内
容 わ う NPL 言語 個 文 国家 人間 い 重層的
ン 形成 重要 要素 あ 考え い 言え 51
第 節 言語 関 策 (Australia’s Language:
Australian Language and Literacy Policy)
1991 新 言語 策 言語 関 策
(Australia’s Language: Australian Language and Literacy Policy: ALLP) 制定
策 制定 背 経 振 言語教育 国 経 活動 一部 見
いう あ ALLP 英語 向 必要性
対 周知 深刻 課 あ ALLP い 様々 状況
適 情報 解 書 表 能力 定義 52 重視
背 ILY International Literacy Year:1990 あ
新 言語 策 あ ALLP う 理念 基 い 制定 明
い ALLP 序文 国家 ン 言語 通
求 表現 活気付 示 高い言語能力 持 人的
資源 human resource や国家 展 献
宣言 53
移民 焦 あ 言語教育 策 い 述
先 民や 海峡諸島民 英語 母語 い民族 い
う 人々 加え 新 や 移民 対策 当時 急
務 推測 ALLP 冒頭部 う 要約 掲 い 54
51 前掲 言語教育 策―多文 主義 多様性 統一性 揺
共 pp56 57
52 p56
53前掲 言語教育 策―多文 主義 多様性 統一性 揺
共 p56
54作成者 Department of Employment, Education and Training
文書 Australia's language: the Australian language and literacy policy” xiii ‘Extremely
26
言語 関 方針 ALLP 目標
居 者 彼 多様 学習 対処 い 教育
訓練 英語 向 維持 い
英語 外 言語 学習 LOTE 教育効果 並 国内 国 社会
方 ン 高 充 改善
い
彼 世 語 所 先 民 海峡島民言語 維持 遉
い 筆者訳
NPL 言語 個 文 国家 人間 い 重層的 ン 形成
重要 要素 あ 考え い 一方 国民 言語
力 進 国家戦略 あ いう文言 わ う 新 制定 ALLP
言語 人的資源 一部 あ 国家 ン 統合
国家 社会的 経 的 展 献 あ いう認識 基 い い
わ 55
第 節 言語教育 策 特徴
述 多文 主義 尊重 異文 児
童 生 配慮あ 教育 行わ い 的 社会的状況 わ 冒頭 述
う 国家 的背 日 大 異 策や制度 方法
う 用 い 多文 共生社会 在 方
現在 日 多文 教育 多文 共生社会 示唆 得 う
一 国家 中 多様 文 持 民族 在 い 認
言語 始 異文 尊重 多様性 尊重 国家 中 国民 いう
共通認識 育 統一性 維持 行 い
暮 Life in Australia 移 人
多文 主義 解釈 的価値 理解
目的 作 い 冊子 国家成立 的背
い 明 先 民 時 植民地時 現 国民
知 内容 明確 示 い
出 http://vital.new.voced.edu.au/vital/access/services/Download/ngv:37015/SOURCE2
( 日 2016 12 28日)
55前掲 言語教育 策―多文 主義 多様性 統一性 揺
27
第 世界大戦 大量移民計 影響 や 移民
各々 ン 維持 国民 ン
確立 求 い 最初 言語教育 策NPL 英
語 国 国語 the national language 用語 the official language あ
確認 近隣 諸国 治的 経 的関 強 言
語 学習 必要性 異文 尊重 姿勢 基礎 身 付 特
ン 教育 重視 視 人 第 外国語 学習 必要
性 唱え NPL 言語 個 文 国家 人間 い 重層的 ン
形成 重要 要素 あ 考え い 56
一方 新 制定 ALLP 教育 重視 周知 重要 課
挙 言語 人的資源 一部 あ 国家 ン
統合 国家 社会的 経 的 展 献 あ いう認識
基 い い 57
56前掲 言語教育 策―多文 主義 多様性 統一性 揺
共 p57
28
結章
日 在留外国人 数 2005 200万人 超え 2016 6 現在 230万7千388
人 遉 い 日 外国 児童生 増加 学校現場 一人
教育 合わ 対応 多 求 い 特 東京 愛知 大阪 奈
4都府県 全国 多 在留外国人 暮 い 外国 あ
児童生 多 在籍 い 地域 い
う 在留外国人増加 的背 日 植民地出身者や 世
世 戦 国 社会 背 日 高度経 成長 労働力 足等 日
日 在留外国人 約230万人 増加 背 あ いう 明
文部科学省 行 い 日 語指 必要 児童生 入状況等 関 調査(
成 26 度) 結果 外国人児童生 等 対 教育支援 関 基礎資料 利用
現在 外国 児童生 学校 在籍状況 日 語指 必要 児童生
関 体的 状況 い 把握
立学校 在籍 い 外国人児童生 数 成 26 5 1日現在 73,289 人
あ 前回調査 24 度 1,744 人［2.4％］増加 成16 度 降7万
人前 推移 い わ 高等学校 通う外国人生 成26 5
1日現在8584人 あ
外国 児童生 実態 確 把握 要因 多様
性 非常 困 あ いう 時 わ 例え 生 日 語能力 無
線引 曖昧 え い 各学校 教員 恣意的 断 基 いう
保護者 国 結婚や勤務等 情 日 語能力並 日 文 理解
等 非常 や い いう 等 要因 挙 う 明確 述
国籍 関わ 日 語指 必要 児童生 在 支
援内容 多様 極 い いう あ
第2章 奈 県 中心 外国 あ 生 高校進学 い
奈 県 日 語指 必要 高校生 成26 5 1日現在 405人 あ
全国 最 多い わ 奈 県 中心 外国 生 入
試制度 析 多 外国 高校生 い 奈 県 1996 度入試
在県枠 在県外国人等特 募集 開始 い
う 特 募集枠 設置方法 い 全校方式 校方式
長所 短所 い 検討 全校方式 用 場合 全 高校 特 入学
枠 配 多様 学科 入学 ャン 広 通学時間 偏 解消
考え 一方 校方式 用 場合 特 入学枠 配 い
い高校 験 学科試験 合格 い 高校入試
29
奈 県 外国 あ 高校生 状況や入試制度 踏 え 進
路指 や保護者 ン 留意 や起 う 問 い 述
外国人保護者 自 経験 い い日 学校教育制度や高校入試制度
理解 非常 い 高校入試 関 用語 日常会 使わ い 多い
日 語 外国人保護者や生 理解 い う 進路面談
重要 柄 合う場 い 通訳 利用 等 彼 安要素
少 環境 え 行う 重要 あ
異文 身 安 大人 自 的 行 留学等 比 い
生 中 あ 考え 安 ン 生活 人
関 進学や就職 将来 多岐 わ う 学校現場 外国
あ 生 や 保護者 多様性 深 即 対応 求 い
う 課 抱え 日 多文 教育 在 方 い 考え 多文 主義国
家 国家 在 方や言語教育 策 い 調査 意義 あ
考え 勿論 多文 主義社会 成立 背 や国 異 日豪間
純 比較 い 西欧人 植民や世界中 来 移民 入 長い
持 多文 主義社会 在 方 い 検討 日
多文 教育 多文 共生社会 示唆 得 考え
第3章 多文 主義国家 成立 的背 明
的価値表明書 意義 い 考察 1970
豪主義 人至 主義 い 1980
降 人 対象 言語教育 多文 教育 行う 力 入
人 いう 全 人 う 海外 生
人 27.7% 推定 い 数 々 昇傾向 あ 前
0.4% 昇 い 非英語母語 者 児童 生 増加 あ いう
推測 人 先
民 い 人 全体 約1.5% 占 い い
先 民 含 非英語母語 者 全体 約 ％ 占
い いう いえ 豪主義 あ 多文 主義国家 遈 遥択
背 う 非英語母語 者 増加 伴う教育 問 浮
戦 国 社会 い 多文 共生 いう概念 広 豪主
義 あ 得 い情勢 作 出 考え
多文 主義国家 多様 国や地域 人々 国家 属
い いう認識 持 目的 行 策 一 的
価値表明書 Australian Values Statement あ 的価値表明書
各国語版 翻訳 暫定 申請者 暮 Life in
30
暫定 申請 希望 18 成人 申請 必 明
署 義務 い 的価値表明書 内容 多 国
認 い 基 的人 寄 添い いう国 的特色
言 先 民 時 植民 時 民主主義 多文 主義国家 現在
過程 触 多様性 あ 方 い 人 理
解 う 簡潔 幅広い 的 実 言 多 あ
第4章 言語教育 策 言語 関 国家 策 National Policy
Languages NPL 言語 関 策 ( Australian Language and Literacy Policy: ALLP) 多文 主義国家
言語 う 置 いう い 述
第 世界大戦 大量移民計 影響 1960 移民 母
語や文 尊重 求 声 高 や 治的 経 的 状況 言語や文 多
様性 認 NPL 制定 1987 考え NPL 言語 個
文 国家 人間 い 重層的 ン 形成 重要 要素 あ
考え い わ
一方 国民 言語 力 進 国家戦略 あ
冒頭 示 ALLP 1991 言語 人的資源 一部 あ
国家 ン 統合 国家 社会的 経 的 展 献
あ いう認識 基 い い わ
研究 異 文 的背 持 人々 共 一 社会 生
共通認識 持 重要 あ 考え 多文 共生社会 互い
文 認 合い 尊重 第一歩 あ いう いえ 視
考え 外国 あ 子 う 複数 文 合わ 持 人々
貴重 在 あ いえ 者 い 認 互い 尊重
社会 生 い 重要 あ 複数 文 持 彼 異
文 持 人々 歩 寄 一 う 学校教育 場
い 相互 認 相互理解 い 子 学ぶ良い機会 え
う
外国 子 特 一人 合わ 教育支援 必要
あ 将来困 状況 中 あ 一人 人間 社会 自
生 い 力 子 い 国や社会 い 必要 力
あ 外国 子 日 子 学校 いう 社会 共
31
参考文献
石出法 石出 わ ン 2009
8 21日大 書店
大路弘信 大路 合子 世界現 36 現 1994 9 1日山 出
版
藤博志編著 教育改革 学ぶ―学校変革 ン 方法 実 ― 2007
5 30日
青木麻衣子著 言語教育 策 多文 社会 多様性 統
一性 揺 共 東信堂 2008 12 25日
稲 大学 研究所編 研究 多文 社会 日 提言
出版社 2009 8 31日
藤博志 教育改革― 世紀型教育立国 挑戦― 2011 4 1
日
新 郁男 宮晧 比較教育制度論 P3～P53 2003 3 20日
坪谷美欧子 林宏美編著 人 多文 共生 高校 外国 生 鶴見
総合高校 実践 2013 3 30日
益 団法人 わ国 交流 団 あ あ ン 外国 生
高校進学 ～困 10 ン 2014 3 行
細 哉 外国人生 高校進学 関 教育課 ―特 入学枠 着目 ― 2011
富山和 高校進学 入試 あ 方 奈 県教育文 研究所外国籍生 学習 進路
調査研 2001
Lo Bianco, J. National Policy on Language Canberra, Australian Government Publishing Service 1987
出 http://www.multiculturalaustralia.edu.au/doc/lobianco_2.pdf
( 日:2016 12 26日)
Department of Employment, Education and Training Australia's language: the
Australian language and literacy policy” Canberra: Australian Government Publishing
Service, 1991.
出 http://vital.new.voced.edu.au/vital/access/services/Download/ngv:37015/SOURCE2
32
日
多文
教育 在
方
―
研究
比較
―
日 在留外国人 数 現在 万 千 人 遉 い
合わ 外国 あ 児童生 増加 い 学校現場 生 一
人 教育 合わ 対応 求 い 特 東京 愛知 大阪
奈 4都府県 全国 多 在留外国人 暮 い 外国
あ 児童生 多 在籍 い 地域 い 外国 あ 子
保護者 日 語習得等 言葉 問 家庭環境等 生活 問 進学や就
職等 進路 問 い 様々 困 抱え 学校 多 課 抱え い
奈 県 中心 外国 あ 生 高校進学 一人
適 教育的支援 い 析 奈 県 理 あ 一 目
奈 県 全国 最 日 語指 必要 高校生 多い いう 学校
制度や教育的支援内容 調査 意義 あ 考え あ 目 筆
者 奈 県立高校 英語教員 奈 県 暮 高校生 現状 い
知 必須 あ 考え あ
奈 県 日 語指 必要 高校生 い 現状 把握 奈 県 中
心 外国 生 入試制度 析 踏 え
進路指 や保護者 ン 留意 い 述 い 外国
あ 児童生 や 保護者 異文 慣 生活等 労 場面
多い 外国 あ 児童生 適 自己実現 図
う 支援 い 重要 あ
異文 身 対 大人 自 的 行 留学等 比 い
安 生 中 あ 安 ン 生活 人関
進学や就職 将来 多岐 わ う 学校現場 外国 あ
生 や 保護者 多様性 深 即 対応 求 い
う 課 抱え 日 多文 教育 在 方 い 考え 多文 主義
国家 国家 あ 方や言語教育 策 い 調査 意義
あ 考え 勿論 多文 主義社会 成立 背 や国 異 日豪
間 純 比較 い 西欧人 植民や世界中 来 移民
入 長い 持 多文 主義社会 在 方 い 検討
日 多文 教育 多文 共生社会 示唆 得 う
論文 研究 通 日 多文 共生社会 在 方 い 考
33
豪主義
人至 主義 い 降 人 対
象 言語教育 多文 教育 行う 力 入 う 国是 移行 大
戦 降 大量移民計 大 影響 い 現在 全 人
う 海外 生 人 ％ 推計 い
先 民や 海峡諸島民 先 民族 い 人
全体 約 ％ 占 い い 先 民 含
非英語母語 者 全体 約 ％ 占 い いう いえ
異文 持 移民 人々 対 現在 社会成
立 的背 並 社会 在 方 関 共通認識 全
人 共 う い 一
的価値表明書 挙 う 多文 主義国家
成立 的背 明 的価値表明書 意義
考察
言語教育 策 言語 関 国家 策 National Policy
Languages NPL 言語 関 策 ( Australian
Language and Literacy Policy: ALLP) 言語教育 策 異文 持 移
民 彼 言語 文 失 人
ン 確立 目的 い わ
研究 異 文 的背 持 人々 共 一 社会
生 共通認識 持 重要 あ 考え 多文 共生社会 実現
互い 文 認 合い 尊重 第一歩 あ いう いえ
視 考え 外国 あ 子 う 複数 文 合わ
持 人々 貴重 在 あ いえ 者 い 認 互い 尊重
社会 生 い 重要 あ 複数 文 持 彼
異 文 持 人々 歩 寄 一 う
学校教育 場 い 相互 認 相互理解 い 子 学ぶ
良い機会 え う
外国 子 特 一人 合わ 教育支援 必要
あ 将来困 状況 中 あ 一人 人間 社会 自
生 い 力 子 い 国や社会 い 必
要 力 あ 外国 子 日 子 学校 いう 社
会 共 学 い環境 築 い日 多文 共生社会 礎
34
